投稿を報告する

バブル崩壊の「バブル」って何?

バブル崩壊の「バブル」とは泡のこと。 泡のような急速な好景気と一瞬ではじけ飛ぶ様子を「バブル景気」 と呼びます。 日本がバブル景気に入るのは、1980年代後半のことです。 1985年9月、アメリカの貿易赤字を改正するために、先進国5カ国での「プラザ合意」がされました。 合意内容は、アメリカの製造業を守る円高ドル安の路線。 これを受けて市場は急激な円高になり、それまで順調だった日本経済は、不況に陥りました。 そこで、日本政府は公共事業拡大と低金利政策を実行することになり、結果としては企業・個人にお金が余る状況を作り出します。 余ったお金は株式投資や不動産投資に回され、株価は急激に上昇し、土地の価格も高騰しました。 いわゆるバブル景気の状態と言えます。 なぜバブル崩壊が起きたのか?...Read more

バブル崩壊後、いつまた大暴落が起きますか?

バブル崩壊以降も、2001年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックと10年に1度のペースで大規模な経済危機が起こっています。 いつまた同じような大暴落が起きるかは定かではありません。...Read more

バブル崩壊後、日本の景気は回復しましたか?

バブルが崩壊している1993年末には、日本の株式価値総額は1989年末の株価の59%にまで減少しました。 (参照:岩田規久男 『景気ってなんだろう』 筑摩書房〈ちくまプリマー新書〉、2008年、117頁。 ) バブル崩壊後の日本では、銀行の経営悪化により優良企業でも融資を受けられず、ボーナスの減少やリストラが相次ぎました。 また住宅ローンを支払えず、マイホームさえ手放すことになった人も多数いたといわれています。 1998年、日本銀行はバブル崩壊による経済状況の悪化への対策を講じました。 金利を史上最低の0.15%とする 「ゼロ金利政策」 です。 ゼロ金利政策により景気は回復したんですか?...Read more

バブル崩壊後の日本の現実の成長率はどのくらいだったのですか?

経済学者の 竹中平蔵 は「日本の1992年〜1994年の現実の成長率は0%台であったが、バブル崩壊後の当時の政府見通しは2%半ばから3%半ばという高い数字を掲げ続けていた。 当時の政府は明らかにバブル崩壊(資産デフレ)の負の影響を過小評価していた」と指摘している 。 田中秀臣は「大蔵省(財務省)・日本銀行の両政策当事者の協調政策は、1990年代以降機能していなかった。 1996年〜1998年の 橋本龍太郎 政権では緊縮財政と ゼロ金利政策 、その後の 森喜朗 政権では 財政政策 の拡大とゼロ金利政策の解除であった」と指摘している 。...Read more

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る